ここでご紹介するVPNはいわゆるVPN中継サーバーといって、通信している内容を盗まれないようにするためだけではなく、IPアドレスもVPNのものに書き換わるようになるものです。
VPNを使うことで通信内容を盗まれない上に、海外の規制がかかっている情報も観られるようになる(例えば海外に居ながら日本の規制を通り日本の情報や動画サイトにアクセスできす)のでテレワーク中のセキュリティ対策でも導入したいですし、プライベートで楽しんだり海外に赴いた時の情報収集にも役立つので入れておきたいですね。
そんなVPNは無料のものから有料のものまで多岐に渡りますが、やはり無料のVPNはセキュリティ面で不安が残ります!
そこで今回、有料だけど安い、加えてセキュリティ面でも安心できるうえに使いやすいVPNサービスを解説します。
どれくらいの価格で何故安心できるのかも含め解説していますので、使いやすいけど安いセキュリティ面でも十分なVPNをお探しの方は参考にされてください。
有料だけど安い!セキュリティ面も◎なオススメVPN
VPNサービスには無料~有料まで多岐に渡り値段もピンキリです。
高いものもありますが、正直そこまで通信にお金をかけられないしかけたくないですよね。
しかし無料のVPNサービスの中にはウイルスが仕込まれているものもあるので、できるだけ運営がはっきりしたある程度知名度もある有料のVPNサービスを使う方が安心です。
そんな有料だけど安い、セキュリティ面でも◎なオススメVPNをまずは表で見ていきましょう!
ポイントや詳しい解説は表の後に分けて解説します!わかりやすいように安い順で並べてみたので金額だけ見たい方も是非参考にされてください。
現在(2021年4月07日)1ドル=109.86 円、ドル表記のものは日本円も記していますがこちらは参考程度にみておいてください。
(現在の詳細な価格はグーグル検索で「~ドル 日本円」と検索すると出てきます)
サービス名 | 料金(1カ月の料金です※) | 支払い方法 |
CyberGhost | 1カ月プラン:1,425円 1年プラン:425円 2年プラン:369円 3年3カ月プラン:239円 | クレジットカード PayPal bitcoin |
Surfshark | 1カ月プラン:1,428円 半年プラン:716円 1年プラン:275円 | クレジットカード PayPal AmazonPay 暗号通貨 |
HIDEme | 1カ月プラン:12.96ドル(1,424.03 円) 半年プラン:6.65ドル(730.54 円) 1年プラン:3.00ドル(329.57 円) | クレジットカード PayPal Bitcoin |
TunnelBear | 1カ月プラン:9.99ドル(1,097.46 円) 1年プラン:4.99ドル(548.18 円) 3年プラン:3.33ドル(365.82 円) | クレジットカード |
NordVPN | 1カ月プラン:1,256円 1年プラン:517円 2年プラン:390円 | クレジットカード GooglePay PayPal UnionPay AmazonPay 暗号通貨 |
※1カ月分の料金なので、例えば1年プラン275円と書かれていた場合は1カ月275円×12カ月となります。
パッと見るとCyberGhostが安くていいように思えますが、安くなるには3年3カ月プランを選ぶ必要があります。
どのVPNサービスも長期プランで大幅値引きされますが、しかし長期プランを選んだ後に「使いづらいかも……」「やっぱりあのVPNが良かったかなあ」となっては悲劇なので、安さで選ぶ前にそれぞれのポイントもしっかり見てから選びましょう。
次項から、それぞれ分けてポイントなど解説していきます。
サクサク使えるCyberGhost
- 最大45日間返金保証
- 90か国に6800以上のサーバーなので速度も快適
- 一度に最大7台繋げる
- 操作が簡単
- 長期プランで大幅値引きされる(1,425円→239円)
CyberGhostは長期プランで安くなるほかにも、圧倒的なサーバー数でサクサク快適にインターネットが楽しめる強みのあるVPNサービスです。
ゲームもそうですが映画のダウンロードにも時間をとらずにすむので、よくある「VPN接続すると遅くなる!」という悩みも消えます。
仕事でVPNを使う場合も必要な情報を即座に手に入れられる速度が出せるVPNサービスは貴重でしょう。
しかも安全性も高いことで有名で、サーバーのデータも一切保存しないので何を見たか・調べたかも洩れる心配がありません。
更にCyberGhostには1カ月プランなら14日、1カ月以上のプラン(1年~3年3ヶ月)は45日間の返金保証期間がありますので、使ってみて「使いづらい」「別のものにしたらよかった」と感じた時でも返金を受けられますので安心です。
ただ注意したいのは、CyberGhostはスマホアプリなら日本語翻訳されているのですが、それ以外の公式サイトなどは日本語対応されていない点です。
ここが少し日本人的に使いづらいと感じるかもしれませんが、ただサイトだとブラウザのchromeなどでサイトごと日本語翻訳できますのでそういった機能を使えば問題ないでしょう。
また、日本版のNetflixやAmazonプライムビデオ、Hulu、Paraviには対応していないのでこの点も気をつけましょう。
Netflixに強く日本語対応で使いやすいSurfshark
- 通信速度が速い
- 同時接続台数が無制限、繋ぎ放題
- 30日間の返金保証
- 65か国に3200代のサーバー
- アプリもサイトも日本語対応済み◎
- Netflix視聴に強い
Surfsharkは1年プランで月275円になるVPNサービスですが、他のVPNサービスが2年や3年で大幅割引されるのに対して1年でこの安さなので一番コスパが良いと言えるのはSurfsharkですね。
コスパが良いだけではなく、通信速度も速く同時接続が無制限、なおかつ15件以上のNetflixが見られるなど動画視聴にも強い特徴があります。
アプリ・サイト共に日本語対応済みなので日本人でも簡単に使える所も良いですね。
以前はアプリだけ日本語に対応しておらず、その点だけデメリットとして挙げられていましたが今やアプリも日本語対応していますのでSurfsharkは安くて強いVPNサービスと言えますね。
30日の返金保証もあるので、迷ったらとりあえずコチラを選んでおけば間違いなさそうです。
HideMeは無料プランでお試しOK!ノーログ広告ナシのセキュリティレベルも高いVPN
- 無料プランがある(1カ月10GB使える)
- 75の拠点に1900台のサーバー数
- 無料は1接続、有料は10接続可能
- ノーログ、広告ナシ
- 30日以内返金保証
HIDEmeは無料で1カ月10GB使える上に1年月3ドル(約329円)で使える有料プランも安いVPNサービスです。
「有料VPNを考えているけど、使用感や使い心地を知らないと中々踏み切れないなあ……」
と考えている人にも安心の試しやすいVPNサービスですね。
無料期間も「○カ月限定」というものではなく、心行くまでお試しできるところも嬉しいです。
無料プランはサービスの全機能を使うことは出来ませんが、どんなVPNサービスなのかを知ることはできるので不安な方は試していると良いですね。
ノーログで広告ナシなのでどんなインターネットの楽しみ方をしているかや、どんな情報を調べたか、趣味嗜好などもどこにも洩れないセキュリティで安心です。
HIDEmeも30日以内の返金保証があるので、有料プランにして万が一心変わりしても損をすることはありません。
>>HIDEme公式
知名度高いTunnelBear!使いやすさNo.1
- 接続方法がとても簡単
- 無料プラン(1カ月500MB)あり
- 利用者目線のサービスなのでスピード重視、セキュリティもノーログ◎
- AES256ビットの技術を利用して情報を保護しているので安心
アプリ検索をかけると上位にくるほど知名度の高いTunnelBear、接続方法もとても簡単、無料プランもありデザインも可愛いので人気のあるVPNサービスです。
無料プランは1ヵ月500MBの制限がありますが、お試しするくらいなら500MBでも十分でしょう。
AES256という技術を使い情報を保護しているのでセキュリティレベルも安心です。
ただひとつ、TunnelBearはカナダ拠点なので、カナダの法律「犯罪があった場合は情報提供の義務がある」という部分に引っ掛かりを覚える方もいらっしゃるかもしれません。
何かあれば個人情報が渡るのでは……と不安に思うのも仕方ありませんね。
しかし実はTunnelBear、ノーログポリシーなのでインターネットのログは全て記録していないVPNサービスです。
つまり個人情報を渡せと言われても何も渡すものがないんですよね。
当局からの要請に応えるにはログを残しておく必要がありますが、そもそも残していないので渡しようがないですから、TunnelBearはカナダ拠点ですけれどもノーログである以上、そこまで気にすることはないでしょう。
ただしカナダの法律上、著作権に関わる動画・画像は許可されていないためPSP接続ができないのと、Torrentなどは利用できないので注意してください。
セキュリティ面で安心!パナマ運営のNordVPN
- 次世代の暗号化通信&難読化されたサーバーだからセキュリティ面で安心
- 59か国、5403台のサーバー
- ノーログポリシー
- 1つのアカウントで最大6台つなげる
- ユーザーひとりひとりに専用IPが与えられる
NordVPNは次世代の暗号化通信でなおかつ難読化されたサーバーなのでセキュリティ面でも安心できるという特徴があります。
また、パナマで運営されているので、41-Eyesなどの協定で情報提供をされるリスクがないのも安心です。
※41-Eyesとは:先進国同士で結んだサイバー犯罪やテロ捜査のために情報を提供し合える多国間協定。簡単に言うとサーバーの情報がほしくなった際に情報を提供するという約束があるということですね。
パナマという国自体、企業プライバシーを重視している国ですので、その点を観ても安心できます。
またNordVPNはノーログポリシーなのでその点も良いですね。
ログインの関係でメールアドレスのみ保持されていますが、こちらはログインするために必要なものなので仕方ないですが、気になるようならフリーアドレスを新たに取得して使うと良いでしょう。
1つのアカウントで最大6台繋げる点は同時接続数無制限というVPNもある中で少ないように感じますが、逆につなげる機器の台数が決まっていた方が安定してサーバーを運営できるとも言えるので、無理なく余裕を持ったサービスを利用できるという点でも、NordVPNは良いVPNサービスと言えるでしょう。
どのVPNが結局良いの?
今回5つのVPNサービスの解説をしましたが、結局どこがいいの?と不安になった方もいらっしゃるかもしれません。
しかし言えるのは、あなたの希望で最適なVPNは変わるという事。
例えばできるだけ安く使いたいなら3年3ヶ月プランで1カ月239円で使えるCyberGhostが良いですが、長期利用はしないけど1カ月の費用を抑えたいなら1カ月9.99ドル(約1,097円)のTunnelBear、または1年使うなら1年プランで月275円で使えるSurfsharkが最適ですよね。
または、セキュリティ面で絶対良さそうなところが良い!という方もいらっしゃるでしょう。
その場合は41-Eyesに酸化していないパナマ運営のNordVPNが良いと言えますし、無料プランでガッツリ試したい希望があるなら月に10GB使えてしっかりお試しできるHideMeがオススメです。
あなたの状況や希望に合わせて最適なVPNサービスを見極めるために、本記事を参考にされてください。
まとめ
今回は安いのに安心で使いやすいVPNサービスを解説しました。
無料のVPNサービスも世の中にはありますが、やはり有料のものはセキュリティ面でも対策をとられていますし安心です。
セキュリティ面以外にも、使いやすさも段違いなので使いやすく安心できるものをお探しなら、やはり有料のものが安心でしょう。
今回紹介したVPNの料金は月により変動する可能性もありますので、使ってみたいVPNサービスがあれば、各々で料金の方は確認お願いします。
また、サーバー数も年々増やして充実させている傾向にありますので、正しいサーバーや拠点数など気になる場合も最新のデータは公式サイトに明記されていますので、あわせてご確認ください。