通信費を節約するなら「WiMAX」+「スマホの低容量プラン」がオススメ!年間10万円以上の削減も

家のネット回線とスマホの契約を見直せば、通信費の大幅な節約も可能です。

ここでは以下のような節約方法を解説していくので、通信費の節約の参考にしてみてくださいね。

 通信費の節約金額
光回線をWiMAXに変える月に約3,000円、年間で約36,000円節約可能
キャリアスマホの低用量プラン+WiMAX月589円、年間7,068円節約可能
(※ドコモ「ギガ放題」から乗り換えの場合)
格安SIMの低用量プラン+WiMAX月1,237円~2,089円、年間14,844円~25,068円節約可能(※ドコモ「ギガ放題」から乗り換えの場合)
UQ mobile+UQ WiMAXの「ウルトラギガMAX」にまとめる月1,620円、年間19,440円節約可能
(※ドコモ「ギガ放題」から乗り換えの場合)
楽天モバイルの無制限プラン「Rakuten UN-LIMIT」にまとめる月4,000円、年間48,000円の節約可能
(※ドコモ「ギガ放題」から乗り換えの場合)

光回線を使っているなら、通信費の安いWiMAXへ乗り換える

家で光回線を使っているなら、通信費の安いWiMAXへ乗り換えるのがオススメです。

光回線の月額料金は、プロバイダ込みだとマンションタイプで4,000円~5,000円、戸建てタイプで6,000円~7,000円となっています。

一方、WiMAXはプロバイダ込みで3,411円~4,263円(プロバイダによって異なる)と、光回線と比べてリーズナブルです。

戸建てタイプで光回線を契約している人なら、WiMAXに乗り換えるだけで通信費を月に約3,000円、年間にすれば約36,000円の節約が可能です。

WiMAXは光回線とは違い、回線工事が不要で、申し込みをしてルーターが家に届けばその日からデータ通信を利用可能です。

乗り換えに手間がかかりません。

WiMAXの通信速度は、今や最大1.2Gbpsと高速

WiMAXは光回線よりも通信速度が遅いと思う人もいるかもしれませんが、最新ルーターを使えば最大通信速度は1.2Gbpsと高速です。

光回線の通信速度は最大1Gbpsが一般的なので、光回線とWiMAXの通信速度にはあまり差がなくなってきています。

WiMAXは「3日で10GB」の速度制限があるものの、超過しても最大1Mbpsの速度がでます。

1MbpsはYouTubeの標準画質を視聴できる速度なので、一般的なインターネット利用なら、さほど問題はありません。

モバイルルーターを選べば、持ち運んで家でも外でも使える

WiMAXは光回線とは違い、端末を持ち歩けば家の中でも外出先でもデータ通信を利用できます。

WiMAXの契約時に「モバイルルーター(持ち運べる)」「ホームルーター(据え置き型)」から好きな方を選べます。

キャンペーンを利用すれば、お得に乗り換えられる

乗り換えキャンペーン!他社インターネット回線を利用中の方には最大20,900円負担

WiMAXプロバイダ(WiMAXの契約時に選ぶ会社)のなかには、「乗り換えで解約金0円」「契約後にキャッシュバック」などを行っているところもあります。

契約前にキャンペーン内容をチェックしておくと、お得に乗り換えられますよ。

主なWiMAXプロバイダ「UQ WiMAX」「BIGLOBE WiMAX」「BroadWiMAX」「GMOとくとくBB」の月額料金やキャンペーン内容は以下の通りです。

UQ WiMAXBIGLOBE WiMAXBroad WiMAXGMOとくとくBB

月額料金4,268円3,980円1~2ヶ月目:2,726円
3~24ヶ月目:3,411円
25ヶ月目~:4,011円
1~2ヶ月目:3,609円
3ヶ月目~:4,263円
端末代15,000円19,200円0円0円>
キャッシュバックなし15,000円なし(乗り換え解約金負担)30,000円
契約事務手数料3,000円3,000円3,000円3,000円
契約期間2年1年3年3年
実質月額料金
(3年換算)
4,380円4,180円3,656円3,477円

総合的にもっともお得なのは「GMOとくとくBB」です。

ただし、「GMOとくとくBB」はキャッシュバックの受け取り方が難しいため、確実に安く契約するなら2番目にお得な「BroadWiMAX」を選ぶといいでしょう。

BroadWiMAXの場合、前の回線契約で発生する解約金を負担してくれる「乗り換え解約金負担」のキャンペーンも行っています。
乗り換えにはとくにオススメです。
とよ
自分に合ったWiMAXを探したいという人は下の関連記事にある絞り込みツールも利用してみてね

WiMAXプロバイダ比較!便利な絞り込み検索ツール

2020年11月1日

スマホと家のネット回線を合わせて通信費を抑える


出典:UQ WiMAX(公式サイト)

通信費を大幅に節約するなら、スマホと家のネット環境をセットで考えるのがオススメです。

スマホと家のネット環境をセットで節約する主な方法は、以下の4つです。

  • キャリアスマホの低容量プラン+WiMAX
  • 格安SIMの低容量プラン+WiMAX
  • ウルトラギガMAX(UQ mobile+UQ WiMAX)でまとめる
  • 楽天モバイル(キャリア)の無制限プラン「Rakuten UN-LIMIT」でまとめる

キャリアスマホの低容量プラン+WiMAX


出典:NTTドコモ(公式サイト)

ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアのスマホを使っている人は、「キャリアスマホの低容量プラン+WiMAX」にすると料金が安くなります。

たとえば、ドコモのギガ放題「ギガホ」は月30GBで6,980円です。

一方、ドコモの低容量プラン「ギガライト」は1GBまでなら2,980円、3GBまでなら3,980円、5GBまでなら4,980円、7GBまでなら5,980円と、利用したデータ量に応じて金額が上下します。

ドコモのギガ放題6,980円から、「ドコモの月1GBプラン:2,980円」+「最安値のWiMAX:3,411円」に変更すると、月589円の節約が可能です。

年間にすると7,068円の節約になりますね。

キャリアスマホのギガ放題は月30GBなどの制限がありますが、WiMAXには月間の利用制限がないのも魅力です。

キャリアスマホは格安SIMと違い、電話のかけ放題オプション(ドコモの場合で月額1,700円)があります。

「通話もそこそこする」という人は、無理に格安SIMへの変更をせずに「キャリアの低容量プラン+WiMAX」で運用するのがオススメです。

格安SIMの低容量プラン+WiMAX

スマホの電話をあまり利用しない人なら、「格安SIMの低容量プラン+WiMAX」の組み合わせで通信費を節約できます。

LINEモバイルの場合、電話とデータ通信ができる「音声通話SIM」の月額料金は500MBで1,100円、3GBで1,480円、6GBで2,200円、12GBで3,200円です。

たとえば「LINEモバイルの3GBプラン:1,480円」+「WiMAX:3,411円~4,263円」を契約すると、月4,891円~5,743円でスマホと家の通信料金をまかなえます。

キャリアスマホのギガ放題(ドコモで6,980円)から乗り換えれば、月1,237円~2,089円、年間にすると14,844円~25,068円の節約が可能です。

スマホのテザリングでパソコンなどをつなぐと速度低下することがありますが、WiMAXでつなげば、より快適に使えます。

UQ mobile+UQ WiMAXの「ウルトラギガMAX」にまとめる


出典:UQ WiMAX(公式サイト)

格安スマホ+WiMAXでまとめるなら、UQ mobile+UQ WiMAXの「ウルトラギガMAX」を利用するのもオススメです。

たとえば、「UQ mobileの3GBプラン:1,980円」+「UQ WiMAX:4,268円」を契約すると「ギガMAX月割:-500円」が適用され、月5,360円でスマホと家のネット環境をまかなえます。

キャリアスマホのギガ放題(ドコモで6,980円)から乗り換えれば、月1,620円、年間にすると19,440円の節約が可能です。

UQ mobileとUQ WiMAXでまとめると、家計管理も楽になります。

楽天モバイル(キャリア)の無制限プラン「Rakuten UN-LIMIT」にまとめる


出典:楽天モバイル(公式サイト)

楽天モバイルは格安SIMとしてスタートしましたが、2020年よりキャリアとしてのサービス提供をはじめています。

楽天モバイル(キャリア)では、月額2,980円でデータ容量無制限の料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」を発表しました。

Rakuten UN-LIMITの特徴

  • 月額料金は2,980円
  • 楽天回線エリアは完全データ使い放題
  • パートナー回線(au)エリアはデータ容量:月5GB(※使い切っても速度制限は最大1Mbps)
  • Rakuten Linkアプリを利用すれば、ほかのスマホや固定電話でも国内通話かけ放題

Rakuten UN-LIMITの対応エリア

Rakuten UN-LIMITでは、楽天回線エリアとパートナー回線(au)エリアを利用可能です。

それぞれの対応エリアは、現時点で以下のようになっています。


出典:楽天モバイル(公式サイト)

楽天回線エリアは現在のところ、北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、沖縄県の一部地域に限られています。

もし住んでいる地域が楽天回線の対象エリアなら、完全データ使い放題となるため使い勝手はかなりよさそうです。

パートナー回線エリアはある程度広いものの、月5GBまでの制限があるため、やはり楽天回線エリアに住んでいる人でないと使いにくいでしょう。

Rakuten UN-LIMITで節約できる通信費

キャリアスマホのギガ放題(ドコモで6,980円)からRakuten UN-LIMIT:2,980円に乗り換えると、月4,000円、年間にすると48,000円の節約が可能です。

さらに、「光回線(戸建てタイプ:6,000円~7,000円)」+「キャリアスマホのギガ放題(ドコモで6,980円)」から「Rakuten UN-LIMIT:2,980円」に乗り換えた場合、月10,000円~11,000円、年間では12万円~13万2,000円の節約になります。

Rakuten UN-LIMITは、契約者300万名まで「月額料金が1年無料になるキャンペーン」も行っているので、試しに契約してみるというのもアリですね。

Rakuten UN-LIMITでは、スマホのテザリングでパソコンやタブレットを利用できます。

また、楽天回線の対応ルーターがあれば、ルーターにRakuten UN-LIMITのSIMをさして利用することも可能です。

一人暮らしなら、「格安スマホ+WiMAX」でとくに通信費を節約しやすい

これまで見てきた通信費の節約方法はファミリー層にも有効ですが、一人暮らしの人にはとくにオススメできます。

一人暮らしの人なら「格安スマホ+WiMAX」でまとめても、WiMAXのルーターを常に持ち歩けるため、速度制限などを気にせず簡単に通信費を節約できますよ。

ファミリー層がWiMAXの1契約+家族それぞれ格安スマホといったまとめかたをすることも可能ですが、使い勝手が悪くなることもあるためケースバイケースです。

たとえば、データ通信量の多い家族が複数いると、「3日で10GBの速度制限にかかることが多くなる」「格安スマホのデータ容量が足りなくなる」などの可能性もあります。

まとめ

通信費を節約する主な方法は、以下の通りです。

 通信費の節約金額
光回線をWiMAXに変える月に約3,000円、年間で約36,000円節約可能
キャリアスマホの低用量プラン+WiMAX月589円、年間7,068円節約可能
(※ドコモ「ギガ放題」から乗り換えの場合)
格安SIMの低用量プラン+WiMAX月1,237円~2,089円、年間14,844円~25,068円節約可能(※ドコモ「ギガ放題」から乗り換えの場合)
UQ mobile+UQ WiMAXの「ウルトラギガMAX」にまとめる月1,620円、年間19,440円節約可能
(※ドコモ「ギガ放題」から乗り換えの場合)
楽天モバイルの無制限プラン「Rakuten UN-LIMIT」にまとめる月4,000円、年間48,000円の節約可能
(※ドコモ「ギガ放題」から乗り換えの場合)

とくに一人暮らしの人は、以下の方法を使うと通信費を簡単に節約できます。

  • 格安SIMの低用量プラン+WiMAX
  • UQ mobile+UQ WiMAXの「ウルトラギガMAX」にまとめる
  • 楽天モバイルの無制限プラン「Rakuten UN-LIMIT」にまとめる
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