レンタルWi-Fiはクレジットカード払いでないと契約できないことが多いですよね。
FUJI Wifiでデビットカードは利用できるのでしょうか?
結論からいうと、FUJI Wifiはデビットカード不可です。
ここでは「FUJI Wifiの特徴」や、「クレジットカード払い以外でWi-Fiを契約する方法」について解説していきます。
FUJI Wifiの特徴
FUJI Wifiの主な特徴を解説します。
運営会社
FUJI Wifiを運営しているのは株式会社レグルスという会社です。
レグルスはもともと人材派遣業を行っている会社ですが、通信代理店業にも参入しています。
支払い方法はクレジットカード払いかatone払い
FUJI Wifiの支払い方法は、「クレジットカード払い」か「atone払い」になります。
デビットカードについては、利用できない旨が公式サイトにはっきり記載されています。
どのようなお支払方法がありますか?
【一般のお客様】
クレジットカード払い、atone払い(コンビニ払い)からお選びいただけます。
以下のカードがお使いいただけます。※atone払いからクレジットカード払いの変更は可能ですが、クレジットカード払いからatone払いへの変更は承っておりません。
※デビットカード・プリペイドカードのご利用いただけません。
ちなみにatone払いとは、コンビニ払いができる支払いサービスです。
FUJI Wifiを使いたい人で、クレジットカードを持っていない場合はatone払いを選ぶといいでしょう。
料金プランは豊富
FUJI Wifiの料金プランは大きく分けて、「ルータープラン(ルーター端末+SIMのレンタル)」と「SIMプラン(SIMのみのレンタル)」の2つがあります。
また、以前あった料金プランのなかで廃止になったものもあります(「200ギガプラン」や、「快適!クラウドプラン」など)。
ルータープランは以下の通りです。
データ量 | 回線 | 月額料金 |
---|---|---|
100ギガ | ソフトバンク | 4,400円 |
50ギガ | ソフトバンク | 3,400円 |
30ギガ | ソフトバンク | 3,100円 |
30ギガ | ドコモ | 3,100円 |
30ギガ | au | 3,100円 |
SIMプランは以下の通りです。
データ量 | 回線 | 月額料金 |
---|---|---|
100ギガ | ソフトバンク | 3,900円 |
50ギガ | ソフトバンク | 2,900円 |
20ギガ | ソフトバンク | 2,100円 |
10ギガ | ソフトバンク | 1,480円 |
30ギガ | ドコモ | 2,600円 |
12ギガ | ドコモ | 1,780円 |
30ギガ | au | 2,600円 |
12ギガ | au | 1,780円 |
基本的にはルータープランを選ぶ人が多いと思いますが、SIMプランを選ぶと500円ほど安くなります。
また「デポコミコース」という割引サービスがあり、はじめに5,000円のデポジット(保証金)を入れておくと、月額料金から500円引きになります。
12ヶ月利用すると、デポジットの5,000円はクレジットカードへ返金されますが、その後も月額料金の500円引きは継続されるので、長く使う予定であればデポコミコースを使うといいでしょう。
回線はソフトバンク、ドコモ、auの3種類
以前は、FUJI Wifiでは「ソフトバンク回線」と「WiMAX回線」から好きな方を選べました。
しかし、WiMAX回線の受付は2020年3月13日で終了しています。
今選べるのはソフトバンク回線、ドコモ回線、au回線の3種類です。
通信にはそれぞれの4G LTEを使います。
1日当たりの速度制限はないが、契約ギガ数を超えると速度制限がかかる
FUJI Wifiの場合、通信速度については公式サイトでの記載はありませんが、口コミを見るとある程度の速度がでるようです。
FUJI WifiはWiMAXのように「3日で10GB」という制限はありません。
ただし、利用データ量が契約ギガ数を超えると、最大128kbpsの速度制限が月末まで実施されるので要注意です。
例えば100GBプランでは、以下のような記載があります。
月間利用データ量が100GBを超えた場合は、
月末まで通信速度が送受信最大128kbpsとなります。
リセットは翌月1日に回線元より順次行われます。
解約金は一切かからない
FUJI Wifiは契約期間の縛りがなく、解約金が一切かかりません。
そのため、1ヶ月など短期間の利用にも向きます。
初期費用は契約事務手数料の3,000円のみ
初期費用は契約事務手数料の3,000円のみとなります。
レンタルするルーター端末の送料も無料です。
注意点
FUJI Wifiでは料金プランごとにルーターが決まっていて、自分で端末を選ぶことはできません。
ルーターは最新モデルではなく、どれも少し古いものになります。
また、FUJI Wifiではプラン変更に1,500円かかり、レンタルしているルーター端末の交換が必要な場合は端末の返却送料が自己負担になります。
ほかの会社のように気軽にプラン変更はできない点に注意してください。
口コミ・評判
新居でfujiwifi速度テスト。たまたま混雑してないだけかもしれないけど、大幅に速くてたすかる
光も簡単に引けるけど、身軽な大容量simも捨てがたいんだよなあ。 pic.twitter.com/1w197KnzAW— DIGITAL (@digital0001) July 24, 2020
これはSoftBank回線ですね。速いです!
速度は出るんだよ。でもつながらないところがある。
ということは経路障害の可能性があるFujiWifiのSoftbank回線。(というか現在Softbank全体そうなのでは) pic.twitter.com/bNrFFmxgwx— ❄蒼音ひな❄/sɐᴉʇɐ⅂ ᴉɯᴉɯɐs∩⭕ (@Usamimi_Latias) July 24, 2020
SoftBank回線は速度は出るものの、つながらないところがあるとの口コミです。
昨日、「FUJI Wifi」から回答があり、NTTドコモ/au回線はMVNO方式とのことです。
一方で、ソフトバンク回線はMNO方式ということで、料金だけでなく実効速度にも注意が必要でしょうね(^o^)https://t.co/OLLIHgqH8y— やすスマ@格安スマホ/格安SIMブロガー (@yasu_suma) July 2, 2020
MNOはいわゆる「キャリア回線」、MVNOはMNOから回線を借りている事業者です。キャリア回線をそのまま使っているソフトバンクの方が速さは出そうですね。
「デビットカード不可」はFUJI Wifiだけでなく、基本的にどのレンタルWi-Fiも同じ
FUJI Wifiは「クレジットカード払い」か「atone払い(コンビニ払い)」のどちらかでしか契約できません。
デビットカードは不可となっています。
ソフトバンク、ドコモ、au回線にこだわりがなければ、口座振替できるWiMAXプロバイダを選ぶのもオススメ
FUJI Wifiには以下のような特徴があります。
- ソフトバンク回線、ドコモ回線、au回線から選べる
- 1日当たりの通信制限がない
- 解約金が無料
とくにWiMAX2+非対応のエリアに住んでいる人は、4G LTE回線を使えるFUJI Wifiを選ぶ価値があります。
ただしFUJI Wifiは料金プランの値上げにより、月額料金が高くなったため以前ほどお得感はなくなりました。
月額料金や解約金についてはWiMAXプロバイダも安いところがあるため、「WiMAXでも4G LTEでもどちらでもいい」という人だと現時点でFUJI Wifiを選ぶメリットはあまりなさそうです。
WiMAXプロバイダも基本的にデビットカードには非対応なのですが、口座振替に対応しているところはあります。
口座振替に対応している主なWiMAXプロバイダはBroadWiMAX、UQ WiMAX、BIGLOBE WiMAXの3社です。
その中でもBIGLOBE WiMAXは、契約期間が短く、解約金が安く、初期費用も安くすむのでもっともオススメです。
BIGLOBE WiMAXの特徴
BIGLOBE WiMAXは、ほかのWiMAXプロバイダのように初期費用や解約金が高くありません。
初期費用や解約金の高さでWiMAXを見送っているという人にはオススメのプロバイダです。
- 支払方法に口座振替が選べる
- 月額料金は3,980円
- ルーター端末代は無料
- 初期費用は19,200円だが、利用開始の翌月には15,000円をキャッシュバック
- 事務手数料は3,000円
- 契約期間は1年だが、1年以内の解約でも解約金は1,000円のみ
BIGLOBE WiMAXの場合は口座振替でもキャッシュバック対象となるためお得です。
まとめ
FUJI Wifiではデビットカード払いができません。
FUJI Wifiでクレジットカード払い以外の支払い方法を選びたい人は、atone払い(コンビニ払い)を選びましょう。
ただし、FUJI Wifiは料金プランの改定で月額料金を値上げしたため、以前よりお得感は薄れています。
WiMAX2+の対象エリアに住んでいる人は、口座振替に対応しているWiMAXプロバイダを選ぶのも1つの手です。
BIGLOBE Wimaxは口座振替に対応していて、ほかのWiMAXプロバイダより初期費用や解約金が安いため、第1選択肢としてオススメです。