出典:https://www.playstation.com/ja-jp/ps5/
ついにPS5の発売日が2020年11月12日に発売されました!
色々と仕様の変更はありますが、インターネット回線周りに関しては基本的に従来のPS4と変わらないので、この記事の内容をそのままPS5に当てはめてもらっても問題はありません。
実際にPS5が購入できたら、色々検証してみようと思いますのでその時にまた内容は更新します。
オンラインゲームというと昔はPCゲームというイメージでしたが、今ではPS4やニンテンドースイッチなどの家庭用ゲームでもオンラインで遊ぶのが当たり前という時代になりました。
「FF14」や「ドラクエ10」のように誰もが知っているような有名RPGでもオンライン専用タイトルがでていますし、「スプラトゥーン2」「スマブラ」「PUPG」「apex」「フォートナイト」「フォールガイズ」といった人気のゲームもすべてオンライン対戦がメインのゲームです。
僕自身も今では「ガンダムバーサス」や「モンスターハンターワールド」「マキシブーストオン」などのPS4のゲームを友達とオンラインで遊んでいます。
働きはじめてからは学生時代のように頻繁に集まれなくなってしまったのでオンライン対戦やオンライン協力プレイができるのは本当に便利です。
今回は「PS4(PS5)やニンテンドースイッチなどのオンラインゲームをWiMAXなどのポケットWi-Fiで快適に遊ぶことができるのか?」といった内容になります。
おすすめの回線なども紹介しているので
- 「やりたいゲームがあるので新しくネット回線の契約を考えている」
- 「今の回線でオンラインゲームを遊んでいて大丈夫なのか不安」
- 「回線の切り替えを考えているけど切り替えをどの回線に切り替えればいいのかわからない」
という人は参考にしてみてください。
オンラインゲームはping値が重要!
まずはオンラインゲームをプレイするのに必要な環境について見ていきましょう!
オンラインゲームを遊ぶ上で必要な回線の速さや重要なことをまとめてみました。
オンラインゲームを遊ぶのに必要な回線速度はわずか10Mbps!
オンラインでゲームをやるときにインターネットの回線速度を重視する人が多いのですが、実は一番大事なのは速度ではありません。
意外かもしれませんがオンラインゲームを遊ぶのに必要な回線速度はおよそ「10Mbps」です。
WiMAXの中には回線速度が1.2Gbps出るものもあります。
もちろんこれは理論値であり、実測値ではありませんが実測でも30Mbpsくらいは軽く出ます。
なので回線速度としてはWiMAXは全く問題ありません。
ですがオンラインゲームをやる上で一番重要なことは回線速度ではなく別にあるのです。
オンラインゲームをやる上で一番重要なのはping値
ping値 | プレイ感 |
0〜15ms | 快適にプレイ可能 |
16〜30ms | 普通にプレイ可能 |
31〜50ms | ラグを感じる |
51〜100ms | ラグがひどい |
101ms~ | ゲームによってはほぼプレイ不可 |
オンラインゲームをやる上で一番重要なものはping値という回線の安定性を表した数値になります。
数字が小さいほど回線の安定性が高く快適にゲームがプレイ可能です。
固定回線をLANケーブルで有線接続するのが一番安定性が高く、テザリングなどの無線通信だと不安定になります。
WiMAXのping値は大体60〜100くらいです。これは通信環境や時間にもよって上下するので、時間帯や通信環境によって30くらいになることもりますが、逆に100を超えてしまうこともあるので、一応プレイは可能ですが快適に遊ぶのは難しいと言えます。
クレードルなどを利用すれば多少安定性は上がりますが、元が無線なので完璧とはいえません。
オンラインゲーム快適に遊びたいのであれば、固定回線の有線接続がおすすめです。
3DSやPSVITAなどの携帯ゲームはWiMAXで問題なし!
ニンテンドー3DSやPSVITAなどの携帯ゲーム機のゲームはWiMAXで快適に遊ぶことができます!
3DSやPSVITAなどの携帯ゲーム機は無線接続をするのが基本です、というかそもそも有線LANを接続する場所がありません。
なので固定回線で繋いでも結局は無線LANで電波を飛ばすことになるのでWiMAXと同じ無線接続になります。
後でも書きますが、オンラインゲームを遊ぶのに回線速度はそこまで重要ではありません。
なので速度はWiMAXでも十分です。
実際3DSのソフトである「モンスターハンターダブルクロス」などのアクションゲームをWiMAXで繋いで遊んでみましたが固定回線で繋いだ時との差を感じることもなく普通にプレイすることができました。
2020年の9月16日、任天堂はニンテンドー3DSの生産終了を発表しました。
PSVITAもすでに生産終了しているので、携帯ゲームはスマホやニンテンドースイッチライトなどに切り替わったという感じですね。
PS4やNintendo Switchのような据え置きゲームは固定回線がおすすめ!
さて、いよいよここからが本題です。
PS4やNintendo Switchのような据え置きのゲーム機も基本的にはWiMAXで繋いで遊ぶことができます。
しかし、今回に関しては手放しで「WiMAXで大丈夫!」とは言えません。
固定回線で繋いだ方がいい人もいるのでまずはそちらから紹介します。
FPSやTPS、格闘ゲームなどのアクションゲームを遊ぶなら固定回線にすべし!
FPSやTPS、格闘ゲームなどのアクションゲームを遊びたいという人は固定回線で有線接続することをおすすめします。
ちなみにFPSとは「ファーストパーソン・シューティングゲーム」の略で一人称視点のシューティングゲームのことです。
有名な作品としては「バトルフィールド」や「コールオブデューティー」「apex」などがあります。
TPSは「サードパーソン・シューティングゲーム」の略で3人称視点のシューティングゲームのことで「フォートナイト」「スプラトゥーン2」などが有名です。
「PUPG」などのように、一部のゲームでは両方の視点を切り替えて遊ぶことができるものもあります。
格闘ゲームの方は説明しなくてもわかると思いますが、ストリートファイター5などが有名ですね。
「スマブラ」「フォールガイズ」といった冒頭で紹介したゲームも対戦ゲームやアクションゲームですね。
ここらへんのゲームは「フレーム」という単位がが重要になってきます。
1フレームは1/60秒という非常に細かい単位なのですが、FPSや格闘ゲームでは数フレームの遅れが致命的になる場合があるのです。
相手がパンチを撃ってきたので回避のコマンドを入力したが、ラグが発生し0.5秒動作が遅れたのでそのままコンボをくらって体力を半分以上削られて負けた
みたいな感じですね。
「ガチでやるわけじゃないし0.5秒くらいなら気にならない」
という人もいるかもしれませんが、ラグがひどいとそもそも0.5秒どころの騒ぎではなく、カクカクしすぎてゲームにならないこともあります。
それに対戦型のゲームでは、自分だけでなく相手にも影響を与えることになるので可能な限り快適な環境を整えましょう。
というわけで個人的には協力・対戦型のオンラインゲームをやりたいのであれば固定回線を引くことをおすすめします。
ポケモンや動物の森などを遊ぶならWiMAXでも大丈夫!
逆に言えばそういったラグが気にならないゲームの場合はWiMAXなどでも遊ぶことができます。
例えば「あつまれどうぶつの森」で友達に島に遊びに行く、程度であればWiMAXで困るということはありません。
ポケモンのようにターンごとにコマンドを選んで対戦するようなゲームの場合もラグが気になるということはないでしょう。
オンラインゲームを遊ぶのにおすすめの光回線を紹介!
それでは次はオンラインゲームを遊ぶのにおすすめの光回線を紹介していきましょう!
速さで選ぶならNURO光
大体の光回線の速度は1Gbpsが多いですが、NURO光に関してはなんと倍の2Gbpsという速度が出ます。
独自回線を用いているので回線の混雑も少なく快適にゲームを遊ぶことができます。
かといって料金が他社に比べて特別高いというわけではないので、もし「1社おすすめの回線を紹介してほしい」と言われたならこのNURO光をおすすめします。
さらにソフトバンクのセット割もあるので、ソフトバンクユーザーであればスマホの料金を安くすることも可能です。
安さを考えるなら今使っているスマホと同じ会社を選ぶのもあり
最初の方でも話した通り、オンラインゲームを遊ぶのに大切なのは通信速度よりも安定性です。
もちろん、回線速度が速ければデータのダウンロードなども早くなりますし、速度が速いに越したことはないので性能で選ぶならNURO光を選んでおけば間違いはありません。
ですが、1Gbpsの速度の回線ではゲームがラグくて遊べないということは全くないので「少しでも料金を安くしたい」という人には自分の使っているスマホと同じ会社の光回線をおすすめします。
大手3キャリアである「ドコモ」「au」「ソフトバンク」については、その会社の光回線を使うことでスマホの料金に割引がかかるからです。
ドコモユーザーならドコモ光
ドコモユーザーの人にはドコモ光がおすすめです。
ドコモユーザーがドコモ光を利用した場合、ドコモのスマホの料金が最大1,000円安くなります。
回線自体はNUROのような独自回線ではなく、フレッツの回線を使用していますがV6プラスという接続方式を採用しているので回線の混雑を気にせず快適にゲームを遊ぶことが可能です。
auユーザーならauひかり
auのスマホを使っているauユーザーの人にはauひかりがおすすめです。
auのスマホを使っているなら「auスマートバリュー」が適用可能なのでスマホの料金を安くすることができます。
auひかりもNURO光と同様に独自回線を使用しているので快適にゲームをプレイすることが可能です。
ソフトバンクユーザーならソフトバンク光
「ソフトバンクユーザーだけどNURO光の対応エリアじゃなかった…」という人にはソフトバンク光もおすすめです。
こちらもソフトバンクユーザーならスマホ代が安くなります。
ただし、ソフトバンク光の場合は快適にゲームがしたい場合「光BBユニット」というソフトバンク光専用ルーターのレンタルが必須になるのでおすすめ度は一段階下がります。
ソフトバンクを使っていてNURO光もソフトバンク光も対応エリア、という場合は迷わずNURO光を選択しましょう。
WiMAXならBroad WiMAXがおすすめ!
「どうしても光回線を引くことができない」
「光回線が必要なゲームはやらない」
といったような理由でWiMAXを使おうと考えている人には「Broad WiMAX」がおすすめです。
キャッシュバックキャンペーンなどで最安を謳っている会社もありますが、キャッシュバックのタイミングが1年後だったり、その時に申請を忘れると受け取れなかったりなどリスクが大きい場合が多いです。
Broad WiMAXの場合は大きなキャッシュバックなどがあるわけではありませんが、シンプルに月額を安く使えるのでWiMAXを検討している方には「Broad WiMAX」をおすすめします。
まとめ
基本的にオンラインゲームを遊ぶなら固定回線の有線がおすすめ!
一部ゲームに関してはWiMAXでもプレイ可能!
今回のまとめとしてはこんな感じです。
WiMAXについては初期契約解除制度というクーリングオフのような制度もあるので迷っている人は1回試してみて使い勝手に満足がいけばそのまま使ってみるというのもおすすめですよ!