一人暮らしをはじめるとき、「ネット環境をどうするか」は悩みどころの1つですよね。
大学生の方だと「実家では光回線のWiFiを使っていたけど、引っ越し先のマンションは光回線に対応していない……」という人もいるかもしれません。
実は、一人暮らしには光回線よりWimaxの方がなにかと便利なのをご存じでしょうか。
ここでは一人暮らしの人にWimaxがオススメな理由を解説していきます。
目次
Wimaxが一人暮らしにオススメな理由
Wimaxは以下の点で、一人暮らしに便利です。
- 通信速度は結構速い
- モバイルルーターを選べば自宅でも外出先でも使える
- 開通までが速い
- 初期費用が安い
- 月額料金が安い
- 「スマホの低用量プラン+Wimax」にすると通信料金の節約に
- 引っ越しの際に解約する必要がない
1,通信速度は結構速い
インターネットの閲覧や動画視聴に関係してくる「下りの通信速度」は、光回線で最大1Gbps、Wimaxで最大440Mbpsとなっています。
Wimaxの通信速度は光回線の半分程度ですが、十分な速さです。
この速さは理論上の数字なので、必ずこの速さがでるというわけではありませんが、Wimaxはエリア内であれば10Mbps~30Mbps程度はでます。
YouTubeは通信速度が1Mbpsほどでていれば視聴できるので、ネットの閲覧や動画視聴といった使い方をする人のネット環境としては十分でしょう。
また、一般的な使い方では「3日で10GB」を超えることはあまりありません。
一人暮らしで「動画視聴やネット閲覧をしたい」という人はWimaxが便利
オンラインゲームをしない人であれば、一人暮らしのネット環境はWimaxで十分賄えます。
逆に、オンラインゲームをする人や、数人で同じ時間にWiFiを使うことが多い人は光回線を選んだ方がいいでしょう。
また、Wimaxは電波を利用している関係上、通信が途切れることもあるため、オンラインゲームをする人にはWimaxは不向きです。
2,モバイルルーターを選べば自宅でも外出先でも使える
Wimaxには持ち運びができるモバイルルーターと、据え置き型のホームルーターの2種類が用意されています。
- モバイルルーター:W06、WX06など
- ホームルーター:L02など
モバイルルーターを選べば、外へ持ち運んで使うこともできますし、家では別売りのクレードルにつないで使うこともできて便利です。
自宅でしかWimaxを使わないという人はホームルーターを選ぶといいでしょう。
3,開通までが速い
Wimaxは回線工事が不要なので、開通までに時間がかかりません。
最短でその日から使えるので、早くネット環境を用意したい場合にも対応できます。
4,初期費用が安い
Wimaxは初期費用が無料か、初期費用のキャッシュバックを行っているプロバイダが多く、実質の負担額は契約手数料3,000円程度です。
一人暮らしをはじめるときはなにかとお金がかかるので、初期費用がかからないのは助かりますね。
5,月額料金が安い
Wimaxの月額料金は3,500円~4,000円程度とリーズナブルです。
さらにauのスマホを使っている人なら、料金プランを「auスマートバリューmine」にすると、Wimaxの月額料金が最大1,000円引きになります。
6,「スマホの低用量プラン+Wimax」にすると通信料金の節約に
ドコモやau、ソフトバンクなどのスマホを使っている人は、「スマホの低用量プラン+Wimax」にすると通信料金を節約できます。
ドコモのスマホを例にすると、
- スマホ(ギガライトのデータ量1GBプラン):1,980円
- Wimaxのギガ放題プラン:3,500円~4,000円
を選べば、スマホとWiFiの両方で月5,500円~6,000円となります。
ドコモのギガホは30GBで6,980円であることを考えると、スマホの低用量プラン+Wimaxはかなりお得です。
節約を極めたい人は「格安SIMのスマホの低用量プラン+Wimax」で運用すると、もう少し安くなります。
7,引っ越しの際に解約する必要がない
光回線を使っていると、引っ越すときには「移転」もしくは「解約」の手続きが必要になります。
Wimaxの場合は引っ越し先でもそのまま使えるので、光回線のような手続きは不要です。
とくに一人暮らしの大学生の場合、引っ越しの機会は今後も何度かあると思うので、引っ越し先でもそのまま使えるのは便利ですよ。
近年、Wimaxを契約する人は増加中
2009年には15万人ほどだったWimaxの契約者数ですが、2014年あたりから徐々に増加し、2019年には3,400万人以上となっています。
2013年に高速通信「Wimax2+」の提供が始まり、サービス開始当初より通信速度が大幅に上がったことも影響していそうです。
一昔前まで、Wimaxは都市部でしか使えませんでしたが、今は対応エリアが広がり、都市部だけでなく地方でも使えるところがかなり増えました。
Wimaxの対応エリアはUQ Wimaxなどの公式サイトに載っているので、確認したい地域がある人はチェックしてみてください。
参考:スマホのテザリングはどうなの?
パソコンをネットにつなぐ方法として、「スマホを高用量プランで契約し、スマホのテザリングでWiFiを飛ばしてパソコンをネットにつなぐ」という方法もあります。
しかし、スマホのテザリングは以下の点から日常利用にはあまり向きません。
- テザリングは通信速度がWimaxより遅め
- スマホの高用量プランは月額料金が割高
テザリングは通信速度がWimaxより遅め
スマホのテザリングでは、通信速度が下りで最大100Mbpsです。
Wimaxが下りで最大440Mbpsであることを考えると、テザリングをする場合は速度には期待できません。
スマホの高用量プランは月額料金が割高
テザリングをする場合、スマホは高用量プランを選ぶことになりますが、月額料金が高くオススメできません。
たとえば、ドコモのギガホは「高速通信が30GBまで」という内容で、月額料金は6,980円かかります。
さらに30GBを超えて高速通信を行いたいときには「1GBにつき1,000円」を支払う必要があり、不経済です。
Wimaxは月額料金3,500円~4,000円程度で無制限※なので、日常的にネットを利用する人は、スマホの高用量プランでテザリングをするより、「スマホの低用量プラン+Wimax」がオススメです。
※「3日で10GB」を超えると、18時頃~翌2時頃まで速度制限がかかります。
まとめ
Wimaxは以下の点で、一人暮らしの人にはとくにオススメです。
- 通信速度が結構速い
- モバイルルーターを選べば自宅でも外出先でも使える
- 開通までが速い
- 初期費用が安い
- 月額料金が安い
- 「スマホの低用量プラン+Wimax」にすると通信料金の節約に
- 引っ越しの際に解約する必要がない
Wimaxのプロバイダは、キャッシュバックで有名なGMOとくとくBBや、月額料金の安さで人気のBroadWimaxをはじめ20社以上あります。
Wimaxは店頭でも申し込みできますが、お得なキャンペーンはインターネット限定のところも多いです。契約の際には一度キャンペーン情報を確認してみてくださいね。