「引っ越しをするけど、インターネット回線はどうしたらいいんだろう?」
「手続きが必要なのはわかるけど、なにから手を付けていいかわからない!」
このように、引っ越しの際の手続きについてお悩みではないですか?
そこで今回は、引っ越しの際に必ずしたい「既に契約しているインターネット回線の手続き」と、「引っ越し先で新たにインターネット回線を引く場合、どの回線が良いのか?」を解説します。
既に契約しているインターネット回線を引っ越し先でも使いたい人も、乗り換えを考えているまたは引っ越し先で回線を引くのを考えている人も、どちらにも押さえておきたい情報をお伝えしますので、是非ご一読ください。
現状の契約状況の確認
確認項目 | 確認方法 |
回線の違約金 | 回線やプロバイダのHPで規約を確認するか電話またはメールや問い合わせチャットなどで確認をする(電話が一番手っ取り早いです) コラボ光などの場合は回線とプロバイダがセットなので確認が一度で済む可能性が高い |
引っ越し先で回線を使えるか | 引っ越し先の住所を回線やプロバイダのHPで検索するか電話確認、モバイルルーターなどは現地で実際に確認する |
回線引っ越し費用が安くなる可能性 | 引っ越し先で使える回線のキャンペーンを確認 |
既に引っ越し前の家でインターネット回線を引いている場合、引っ越しの際にチェックしておきたい項目があります。
それは以下です。
- 【光回線の場合】今使っている回線・プロバイダの違約金
- 【全回線確認必須】そもそも引っ越し先で回線を使えるのか(使えない場合は解約金が高くても解約するしかありません)
- 【光回線の場合】回線を切り替えたほうがキャンペーンなどで回線引っ越し費用が安くなる可能性はあるか
大体の光回線やプロバイダは、契約する際に「〇年契約」「〇年ごとに更新」といった、更新年や月が設けられている場合が多いです。
なので、光回線の切り替えや引っ越し先で回線やプロバイダが使えなかった時のために、いの一番に引っ越し時期は違約金(解約金)がかかる年、月なのかを見ておきましょう。
回線やプロバイダを切り替えた方が安くなる場合もある
もし違約金がない・安かった場合は、回線やプロバイダを切り替えた方が切り替え先のキャンペーンで回線引っ越し費用が安くなることもあるので、この点もチェックしておきたいですね。
また、そもそもですが引っ越し先で回線が使えないというアクシデントもありますから、引っ越す前々から引っ越し先で回線が使えるのかは必ず確認しておきましょう。
モバイルルーターやホームルーターはエリア内であっても使えない場合もありますので、必ず引っ越し先の内見に伺う時にルーターも持参して使えるかどうか現地確認もしましょう。
現状の回線を継続する場合にやるべきこと
今使っている回線を継続して使用する場合、共通して必ず確認しておきたい点が1つあります。
- 引っ越し先で使えるのか
使えない場合はなるべく早く引っ越し先での回線を探す必要が出てきますので引っ越し先が決まったらすぐに確認しましょう。
現状の回線を継続する場合にしたいことは、「光回線」と「モバイルルーターまたはホームルーター」でやることが変わりますのでそれぞれ分けて解説します。
光回線の場合
引っ越し先でも光回線を継続する場合、以下の手順で継続の手続きや継続できるかを確認します。
- 引っ越し先で回線が使えるか確認(なるべく早め)
- 最低1カ月前には回線業者とプロバイダに引っ越しの旨を連絡(回線業者とプロバイダがまとまっている場合は連絡は一度でいいので楽です)、この時に回線の引っ越し費用も聞いておく(引っ越し先での回線工事費用と引っ越し前の回線撤去費用)
- 引っ越し準備では回線業者やプロバイダからレンタルしているものなど忘れないようにする
引っ越し先で回線が使えるかは、回線業者やプロバイダのサイトでも確認できますが、不安であれば電話連絡の時などにも聞いておくと安心ですね。
連絡は早めにする
最低1カ月前には業者に連絡した方が良いですが、引っ越し先で回線工事が必要な場合2カ月待つこともあります。
なので、もし回線工事が必要な場所への引っ越しの場合は2カ月前くらいには連絡しておくと、光回線が使えないという時間を極力なくせるのでオススメです。
レンタルしているものを忘れないようにする
引っ越し準備では、回線業者やプロバイダからレンタルしているものも必ず忘れないようにしてください。
中にはレンタルした時の箱も必要だったり、引っ越しに伴い一度レンタル品を返却して再度レンタルという業者もありますので、レンタル品があるのであればチェックしておいたほうが良いですね。
回線の引っ越し費用と撤去費用
また、光回線の場合、回線の引っ越し費用が発生しますので必ず費用確認をお願いします。
引っ越し先での回線を引き込む費用はもちろんのこと、中には回線撤去費用が掛かる場合もありますから、引っ越し先の回線工事の他にも引っ越し前の回線はどうなるのか、撤去する場合はどれくらいかかるのかも聞いておきましょう。
モバイルルーターやホームルーターの場合
- 引っ越し先で使えるか確認
- 引っ越し先の内見などにモバイルルーターやホームルーターを持っていき実際に使えるか確認
- 住所変更手続きをする
ルーターやホームルーターは特に回線の工事が必要というわけではないので〇カ月前に連絡!というのもありません。
ただ住所が変わったら住所変更手続きは必要なので忘れないようにしてください。
引っ越し先で使えるかWi-Fiサービス業者のサイトなどでも確認できますが、「エリア内なのに実際に使ったら使えなかった!」という場合もありますので内見などでモバイルルーターやホームルーターを使用してみて使えるか必ず確かめましょう。
インターネット回線を切り替えるときにやるべきこと
インターネット回線をもし切り替えたい場合、解約手続きと新規契約申し込み、この2つが必要になります。
こちらも「光回線」と「モバイルルーターやホームルーター」ではやるべきことが違いますので分けて解説します。
光回線を切り替える時にやるべきこと
光回線を切り替えるときにやるべきことは以下のことになります。
- 最低2カ月前には引っ越し先で使える回線を選び申し込んでおく(違約金負担キャンペーンがあればチェック)
- 最低1カ月前に解約の旨を回線業者やプロバイダに連絡し、解約費や回線撤去費用・期間はどれくらいか聞いておく
- 違約金負担キャンペーンを適用するなら解約後に引っ越し先で使う回線に必要書類を提出する
違約金負担キャンペーン
光回線の中には、違約金を負担してくれるキャンペーンがありますのでなるべく費用を抑えたい方はチェックしておきましょう。
その場合は解約した際に必要書類の提出が必要なので、どのような書類が必要なのかを事前に確認し提出してください。
必要書類と言っても、名前・他社サービスか確認できる回線業者名、プロバイダ名・解約金や撤去工事費用の項目と金額が明記されている請求書を提出するだけなので簡単です。
ただ、請求書など証明書になるものをなくしてしまうと違約金負担キャンペーンが適用されなくなりますので気をつけましょう。
早め連絡は後々の手間削減にも役立ちます
特に違約金負担などのキャンペーンを適用しない場合も、新規契約回線、現在使用している回線どちらにも早め連絡をしてください。
というのも、新規契約回線の場合は光回線は回線工事までに時間がかかるので最低2カ月前には連絡を入れたいからです。
解約の場合、撤去作業が必要な場合も工事が必要になるため早め連絡をしておきたいんですね。
引っ越し先ですぐにインターネットを使えないのも、回線撤去工事が引っ越し後になるのもどちらも手間になりますから、スムーズな回線切り替えになるよう早め連絡を心がけてみてください!
モバイルルーターやホームルーターを切り替える時にやるべきこと
モバイルルーターやホームルーターを切り替えるときにやるべきことは以下になります。
- 最低1カ月前に新規回線のめどをたてておく
- 解約の際に違約金がかかるかの確認
- ルーター代を分割払いをしていた場合、残りの残金はどれくらいあるかの確認
- 新しい回線は引っ越し先で使えるのか、お試しプランがあれば試しておく
モバイルルーターやホームルーターは届いたらすぐに使えるので、光回線のように前々から連絡をしたり手続きをふむ必要はありません。
ただ、コロナウイルスの影響でモバイルルーターやホームルーターの需要が高まっていますので、できれば最低1カ月前に新規回線のめどを立てておくと安心です。
また、旧回線については解約時期によって違約金がかかってしまう場合もあります。
ルーター代を分割払いするプランの場合は、残りのルーター代残金を解約時にまとめて払う必要もありますので、支払い残金の有無も確認しておきましょう。
新しい回線は引っ越し先で使えるのかどうかも重要ですので、例えば新しい回線では1週間~1カ月ほどのお試しプランがあるのか、返金保証があるのか、万が一電波が届かなかった場合に違約金ナシで解約できるのかも要チェックですね。
現在のインターネット回線の解約、注意したいポイント
今使っているインターネット回線を解約する時にやるべきことや注意するべきポイントを解説します。
回線を解約する時、以下の点に注意してみてください。
- 【光回線】解約時に回線撤去作業が必要か、必要なら費用はどれくらいかの確認
- 【光回線】回線業者とプロバイダが別々の場合は手続きも別々なので要確認
- 解約金や違約金があるか
- 支払い残金の確認
- オプションでレンタルしているもの(ルーターやコードなど)があれば忘れないように返却する(返却がないとお金がかかる場合がほとんどです)
回線によって、2年更新・5年更新といった年単位の更新があり、更新月以外は違約金がかかるということもありますからどの回線でも解約金、違約金の有無は最初に確認しておきましょう。
光回線の場合、回線撤去作業が必要な場合もあります。
解約での回線撤去作業だと回線撤去費用がかかりますから、この点も問い合わせるか公式サイトでどれくらいの費用がかかるかチェックしておいてください。
ルーターや回線設置費の分割が残っている場合は解約により一括で支払う必要が出てきますので、残金があるかの確認も大切です。
レンタル品は備品も忘れず返却しましょう
忘れがちなレンタル品の返却ですが、ルーター返却の場合はルーターとセットで送られてきたもの全て返却する必要があります。
例えばルーターレンタルの時に一緒に送られてきたケーブルなどの同封を忘れてしまうと、あとあと個別に返却しなければならなかったり二度手間です。
もし備品をなくした場合は、安心サポートサービスなどの保証サービス加入していたらタダで補償してくれることもあるのですが、場合によっては弁償することにもなるので注意しましょう。
できればレンタルして送られてきたそのままの状態で返却するのが間違いないので、次回からは送られてきた箱に使わないものは全て入れてしまっておくと楽ですよ。
引っ越し先でのインターネット回線の選び方
引っ越しを機に回線を変更したい!と考えている場合に参考にしたいインターネット回線の選び方(ポイント)を解説します。
インターネット回線は主に以下の種類があります。
- マンション備え付けインターネット回線
- WiMAXやクラウドWiFiなどのモバイルルーター
- 光回線
- レンタルWiFi
それぞれメリットデメリットがありますが、まず最初にあなたの引っ越し先が「決まっているのか」、それとも「決まっていないのか」に焦点を当て合う回線について考えていきましょう。
引っ越し先が既に決まっている場合の選び方
- 引っ越し先で使えない回線・使える回線を見極める
- 使えない回線がない場合はあなたの環境で回線を選ぶ
引っ越し先が決まっている場合、引っ越し先で使える回線の中から選ぶ必要がありますから、この時点で選びたい回線が絞られてきますね。
例えばマンションごとに光回線が使える・使えないがありますが、光回線が使えない・回線を引けないマンションだとWiMAXやクラウドWiFi、レンタルWiFiといった選択肢になりますよね。
逆にWiMAXやクラウドWiFiの感度がイマイチといった場合は光回線を引くと安定しますし、短期間だけネットが使えるようになると良い場合はレンタルWiFiが良いなど、引っ越し先とあなたの環境によって選びたい回線は変わります。
しかし引っ越し先の環境によって使える回線も準ずるので、まずは使える回線は何かリサーチして、その中から自分に合った回線は何かを見極めましょう!
引っ越し先がまだ決まっていない場合の選び方
- どういったインターネット環境を整えていきたいか考える
- 快適にインターネットを使いたいなら速い回線が使える引っ越し先を選ぶのも◎
引っ越し先がまだ決まっていない場合は、インターネット回線をどう整えたいかで引っ越し先を見つけるのもアリです。
例えばそこまでインターネット回線が必要でないならマンションに備え付けられているインターネット回線でも問題ない場合もありますし、逆に安定したインターネット環境が必要なら光回線が引ける物件が良いでしょう。
まだ引っ越し先が決まっていない場合は自由度が高いので、インターネット環境のことも視野に入れながら選ぶと間違いないです。
あなたに合ったインターネット回線の選び方
回線の種類 | タイプ |
マンション備え付けインターネット回線 | 安くインターネットを始めたい そこまでネットに依存しないタイプ |
モバイルルーター | 出張や旅行を良くする 外出先でもインターネット回線を整えたい(出先でのテレワークなどでも使えます) ネットはそれなりに使うけど、高速通信はそこまで必要じゃない(ほどほどに動画がスムーズに見られる程度で良い) |
光回線 | 家で安定したインターネット環境を整えたい 大容量の通信を頻繁にする(オンラインゲームなど) インターネットにつなぐ機器が多い(スマホ、パソコン、タブレット、テレビ、ゲーム、アレクサなど通信するものが多い) |
レンタルWiFi | 短期間インターネット環境を整えたい 新規回線を利用できるまでの間のつなぎが欲しい |
もしどの回線にするか悩んでいる場合は、あなたがどうインターネットを使っていきたいかを考えて、合う回線をざっくりと選んでみましょう。
例えば月々安く抑えたい場合、備え付けインターネット回線があるマンションを選ぶと無料もしくは安くでインターネット環境を整えられる可能性があがります。
一方で、時間帯や回線の質によっては使いづらいマンション備え付けインターネット回線もありますので、それなりに使えるインターネット環境が良いならモバイルルーターや光回線という選択肢になります。
どういったインターネット環境が良いか、まずは箇条書きして優先順位をつけると、選びやすくなりますよ。
また、快適にインターネットを使いたい場合、速い回線がエリアに入っている引っ越し先を選ぶのもアリですね!
それぞれのインターネット回線、メリットとデメリット!
上の項ではあなたの希望と環境に合ったインターネット回線の選び方を解説してきましたので、次にそれぞれのインターネット回線のメリットとデメリットの解説に移ります。
回線の選び方で見えてきたあなたにあったインターネット回線が、本当にあなたに合っているのかをここで見極めてください。
【安い!】マンションに備え付けのインターネット回線
- 無料または安くで使える可能性が高い(独自に引く場合は戸建と同じになります)
- 回線が備え付けなのですぐに使える可能性がある
- 家賃に回線費用が含まれている場合があり、使わないと損になる
- 時間帯や使っている人数によっては回線が安定しない・遅い場合もある
- マンションを選ばないと使えない回線に当たることもある(しっかり調べて選ぶ必要があるのでやや手間)
インターネット回線が元々備え付けられているマンションは、無料もしくは安くで回線を使えるので人気が高い回線です。
そこまでインターネットを使わないライトユーザーにオススメできる回線ですね。
損やストレスを感じるリスクと、やや手間があります
ただ上記にまとめたデメリットにもあるように、家賃に回線費用が含まれている場合もあり、使わなかったり後々別回線を契約した時に二重にネット回線を払ってしまうなど損をするかもしれないリスクはあります。
時間帯やマンションで回線を使っている人数によっては回線が安定せず、遅くなる場合もあるので「それなりにインターネット環境を整えたい」と感じている方はストレスに感じてしまうかもしれません。
また、マンションをしっかり調べて吟味しないと使えない回線に当たることもありますので、この点は考えておいた方が良いでしょう。
インターネット回線備え付けマンションを選ぶ注意点
インターネット回線備え付けマンションを選ぶ注意点をまとめると以下になります。
- 場合によっては損をすることもある
- ある程度のネット環境が良い人には不向き
- インターネット接続可マンションは無料ではない(無料は賃貸サイトにもインターネット無料と明記されています)
- マンションをしっかり選ばないと使えない回線にあたることもあるので注意する
詳しくは「インターネット使用料が無料の賃貸には要注意!メリットとデメリットを解説!」にインターネット回線備え付けマンションのメリットデメリットや、使用料無料でも快適なインターネット環境が良い場合に見ておきたい事前チェック方法をわかりやすくまとめましたので、こちらを参考にされてください。
【便利】WiMAXやクラウドWiFiなどのモバイルルーター
- 家でも外でも使える臨機応変な回線
- 旅行に持っていけて、外でのテレワークにも使える
- ホームルーターなどは持ち運び不可だが、その分安定性があり人気
- 工事不用で届いたらすぐに使える
- 回線が引けないマンションでも電波が届くなら使える
- 速度や安定性は光回線に劣る
- エリア内であっても建物の位置によっては電波が弱くなることもある(引っ越し先で使う場合は使えるか要確認)
- 月間や3日での速度制限がある場合がある
- 無制限と書かれているものでもある程度(100~200GB)超えると速度制限がかることがある
- 繋げる機器の台数に制限がある(10台までなど/繋ぐ機器が多い人は繋ぎきれない場合がある)
WiMAXやクラウドWiFiなどのモバイルルーターはとにかく臨機応変に使えるので、テレワークをする人や外でもネット環境を整えたいに人気がある回線です。
工事が不要で届いたらすぐに使える手軽さも良いですよね。
外でも家でも使いたい人にオススメしたい回線
モバイルルーターは外でも家でも使いたい人にオススメしたい回線です。
電波が届く場所なら持ち運ぶだけで使えるので、例えば旅行中にもインターネット環境を整えられますし、外出先で仕事がしたい・動画を観たい人にとっても便利な回線です。
光回線と比べると安定しているとは言えませんが、動画を観る程度ならスムーズに使えるので、大容量通信や高速通信が必要でないなら問題なく使えるでしょう。
※大容量通信の目安:100~200GBの通信が頻繁に必要
ほとんど通信制限があるので注意しましょう
月間や3日での速度制限があるモバイルルーターがあるのでその点は注意しましょう。
また、無制限と書かれているものでも、大容量通信を行うと速度制限がかかってしまう場合もあります。
月に通信が100~200GBを超えそうであれば光回線がベストです。
家限定でモバイルルーターを使いたい場合はホームルーターもアリ
例えば光回線を引けないマンションだと、モバイルルーターまたはレンタルWiFiという選択肢になるわけですが、この場合はホームルーターも候補に入れておきましょう。
ホームルーターはコンセントに繋いでいないと稼働しませんが、据え置き型なぶん、持ち運びのモバイルルーターよりも安定しているメリットがあります。
家だけで使う場合はホームルーターも良いですよ。
繋げる機器に制限があるので注意
モバイルルーターやホームルーターによってつなげる機器に制限があるので注意してください。
例えば人気のWiMAXですが、WX06の端末で同時接続は16台です。
「なんだ、16台繋げるなら余裕!」
と思うかもしれませんが、現在はインターネットにつなげる機器がとても増えているので、人によっては16台で足りないこともありますね。
(スマホ、タブレット、パソコン、テレビ、ゲーム、アレクサ、家族など)
また、16台全て繋げたら繋げたで消費通信量も多くなりますから、通信制限にかかる可能性が高まります。
ですので繋げたい機器が多い場合は光回線にしておいた方がベターです。
【安定性抜群】光回線
- 速度も速く、安定性も高い
- 家族や大人数で使ったり、沢山の機器を繋いでも平気
- オンラインゲームでラグがない
- 動画をたくさん見ても通信制限にかかることがない
- 回線工事まで時間を要する(2カ月ほど)
- 持ち運びできない
- 回線とプロバイダを別で契約すると支払いが2回になり手間(コラボなどのセットで頼めば安くなるうえに手間がなくなります)
- マンションのタイプによっては光回線でも速度がうまくでない場合も
安定したインターネット回線を求めるなら、光回線一択ですね。
マンションでも独自に引いている光回線は速度も速く、安定性も高いのでより良いネット環境を整えるなら光回線を検討しましょう。
通信量を大量に消費する可能性があるなら光回線が安心
例えば家族が居たり、接続機器が多い、オンラインゲームや対戦をする、ダウンロードすることが多いなどといった大量の通信量が想定されるなら光回線が安心です。
光回線なら通信制限もありませんし、電波の状況によって繋げないといったこともほぼありません。
たまにIPv4接続で遅くなるといった不具合もありますが、最近の光回線はほとんどがIPv6接続に対応してきていますので、もし光回線を契約して遅いなと感じたらまずIPv6接続になっているかどうかを確認しましょう。
回線とプロバイダをセットで契約できる
一昔前は回線とプロバイダは別々に契約するものでしたが、今では回線とプロバイダをセットで契約できる光コラボという光回線サービスが主流になりつつあります。
光コラボは回線とプロバイダがセットになっているので支払いも1回ですみますし、何よりセットにした方が別々で契約するよりも安くなることが多いのでコスパ的にも良いですね。
セットにするプロバイダも光コラボによっては選べますから、選びたいプロバイダがあるならまずプロバイダを選んでから光コラボをどうするか決めるのもアリです。
回線工事は時間がかかるので2カ月前には連絡しておいた方が良い
光回線の最大のデメリットは回線工事に時間がかかり、自分が希望する時期にインターネット環境を整えられない可能性があるという点です。
時期にもよりますが、中には半年待ったという例もありますから、最低2カ月前には使いたい回線を決めて、回線工事のスケジュールを立てておくと賢いですね。
もし回線が間に合わなかった場合は、短期間レンタルも可能なレンタルWiFiを利用すると良いでしょう。
マンションによっては光回線の速度がうまく出ない場合があるのでマンションの種類などチェックしておくこと!
マンションの光回線を使用したい場合、光回線方式・VDSL方式・LAN配線方式・ケーブルテレビ配線方式といった配線方式がある中で光回線方式以外は1つの回線をマンションのみんなと使いましょうといった仕組みであるため速度がうまく出ない場合があります。
なのでマンションであっても、安定したネット環境が良いなら戸建のように独自に回線を引きましょう。
※引けるかどうかは契約前に仲介業者やオーナーに確認しておきましょう。
光回線を引けない場合は、モバイルルーターやホームルーターを利用した方が良い結果になる場合もあります。
詳しくは以下の記事を参考にされてください。
レンタルWiFi
- 短期間利用OKなので回線工事までのつなぎとして利用も◎
- 1日単位でレンタルOK
- 今だけリモートワークの人でも即ネット環境を整えられる
- 年単位の契約ではないので短期間でも解約で違約金がかからない
- 海外利用できるWiFiレンタルもあるので旅行先でもネット環境が欲しいと考えている人にピッタリ
- 様々なルーターから選べるのでお試しでルーターを使いたい場合も利用可能
- 特にないが強いて言うなら長期レンタルするくらいならモバイルルーターや光回線を普通に契約した方がキャンペーンなどで安い場合も多い
短期間、インターネット環境を整えるだけでいいならレンタルWiFi一択です。
なぜならレンタルWiFiは違約金や解約金がなく、初期手数料も0円という所が多いので短期間レンタルするならコスパが良いからです。
光回線の回線工事までの繋ぎとしても◎
光回線の回線工事は長くて半年かかる場合もありますから、つなぎとしてレンタルWiFiを利用するのもアリですね。
1日単位でレンタルできるので、今だけリモートワークの人にも便利ですし、旅行先で必要になったという場合にも使えます。
様々なシーンでコミットする回線といえばレンタルWiFi、というくらい利便性は高いので、インターネット環境で困った際は一度考えてみる余地がある選択肢と言えます。
レンタルWiFiについては、国内のレンタルWiFiサービスでも評判の良い2社を比較した記事も書いていますので、そちらを参考にされてください。
まとめ
引っ越しは回線を見直すには丁度いいイベントでもあります。
引っ越しを機にネット環境を見直す人も見直さない人も、手続きはしっかりと早め早めに行うと安心ですよ。
また、インターネット回線を新たに選ぶ際はあなたの希望と引っ越し先の環境に合った回線をバッチリ選べるよう、こちらも早めに見定めておきましょう。
見定めるためにまず引っ越し先で使えるインターネット回線を絞り込み、次にあなたの希望するネット環境に沿うインターネット回線を選び更に絞り込むと、ベストなインターネット回線を選べます。
より良い回線を選べるように、この記事を是非参考にしてくださいね!