世界的に問題となっている新型コロナ。国内でも日々多くの感染者が増え続けています。
緊急事態宣言がなされ、外出は規制され様々な企業や事業者に多大な影響を及ぼしている現状。
そんな中から生まれた新しい働き方テレワークやリモートワーク、学生は自宅でインターネットを利用したオンライン学習が主流化しています。
家電量販店ではテレワークのコーナーもでき、これだけ外出規制が強いられているなかでも多くの人が殺到しています。
WEBカメラに、ヘッドフォンセット、パソコンなど在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)に必要なものは軒並み売り切れ状態。
そこに付随して必要になったのが在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)や学生向けのオンライン学習に必要なネット環境。
光回線の引き込みには時間がかかってしまうことや短期利用目的で、すぐに利用ができるポケットWiFiが求められています。
テレワークやオンライン学習に適したポケットWiFiとは
在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)やオンライン学習に適したポケットWiFiとは
- 通信回線が太く安定している
- 使用できるデータ通信量
ポケットWiFiの失敗しない選ぶポイントはこの二点が大切です。
料金が安くても使いたいときに使えなければ意味がありません。
1.通信回線が太く安定していること「通信回線が安定していることはとても重要です」
「急に遅くなった…」
「夜になると遅くなる」
「速度が落ちて使えない」
こんな経験ありませんか?実際に使いたいときに回線が安定せずやりたいことができない。プライベートであればまだ我慢のしようがあるのでしょうが、それが仕事や勉強となれば、話は変わります。回線の安定度はとても大切なことです。
通信回線が遅くなる理由は様々ですが、重要なのが大手携帯会社(大手キャリア)の設備の一部を借りているMVNO・格安SIMサービスの回線は細い分その影響が出やすくなっていることです。通信網を借りているイメージは高速道路として例えると理解しやすいです。
速度低下の原因
- 利用者が多い時間帯に回線が渋滞を起こしてしまい、速度が落ちてしまう。
- 契約者が増えすぎると遅くなる。
格安SIMを利用したことのある人は知っていると思いますが、朝の時間帯(出勤時間・登校時間7時~9時)、昼食時間(12時~13時)、帰宅時間(17時~19時)、帰宅後(22時~25時)など多くの人が通信を利用する時間帯は速度が落ちてしまいます。
これは大手キャリアの回線と言え同様に起きてしまうものですが、その影響は回線の太さによって影響を受けにくくなります。
また契約者が一気に伸びたりすることでも通信網を整備が間に合わず回線がパンクしたりもします。
回線の安定性は回線の太さ、契約者数のバランス。また会社の規模や体制がしっかりしていることでいざというときの対応も変わってくるものです。
2.使用できるデータ量「自身の利用用途に合わせた選択が必要」
まずは在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)やオンライン学習時に使用するデータ量がどれだけか?
それ以外にプライベート利用もするのであれば、WEB閲覧をしたり、アプリで遊んだり、動画視聴(YouTube・Hulu・NETFLIX・UNEXT・Amazonプライムなど)、利用幅は増えていきますし、パソコン・スマホのOSアップデート、アプリアップデートなど使用されるデータ量は大きいものです。
そんなときに使用できるデータ量が小さいと困ってしまいますので、使用できるデータ量は大きめのものを選びましょう。
月データ量 | 速度 | 回線評価 | |
WiMAX(トクトクBB) | 上限なし | 558Gbps | ◎ |
どんなときもWiFi | 上限なし | 150Mbps | × |
THE WiFi | 上限なし | 150Mbps | 〇 |
NEXTモバイル | 20G | 150Mbps | 〇 |
料金 | 契約期間 | 備考 | |
WiMAX(トクトクBB) | 1~2ヶ月2170円 3~36ヶ月3480円 37ヶ月~4276円 | 3年 | 3日10G制限あり |
どんなときもWiFi | 1~24ヶ月3480円 25ヶ月~3980円 | 2年 | 回線トラブルの為、新規契約中止中 |
THE WiFi | 1~3ヶ月3480円 4ヶ月~月3842円 | 2年 | 時間帯による通信速度の差がある |
NEXTモバイル | 2400円 | 2年 | どんなときもWiFiと同じ運営会社 |
WiMAXについて
ここでは通信料金の安いトクトクBBを紹介しています。WiMAXは他のサービスと異なり、自社でアンテナ設備を用意したWiFi専用の通信回線なので回線の太さに定評があります。WiMAXサービスを運営するUQコミュニケーションズはKDDIグループで2007年から始まり今やモバイルWiFi人気を独占しました。契約数はNTT光回線2019年3100万回線(株式会社MM総研より)にたいしてWiMAXも同じ2019年3400万回線(UQ公式より)と光回線に勝るユーザー数となっています。なのでテレワークやオンライン学習に安心して利用のできるサービスとなっています。
直近3日のデータ通信量合計が10Gを超えると、翌日18時~翌々日2時まで通信が約1Mbpsになります。
どんなときもWi-Fiについて
スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社が運営する最近人気のポケットWiFiでした。通信障害により現在は新規申し込みは不可。同社はスマモバやネクストWiFiなどを手掛けている会社で、パッケージ戦略で成功していましたが今回の件は大きく信用を落とす原因になったのではないでしょうか。
THE WiFiについて
ビジネスモデルはどんなときもWiFi同様でクラウドSIMを利用したサービスです。加藤浩二さんを起用して大きなインパクトを与えている最近注目のポケットWiFiです。
他社類似サービスの通信トラブルについて
他社類似サービスと同様の通信トラブルが発⽣することはございません。「THE WiFi」で提供しております端末機器(U2s)と同型の端末機器を使⽤した他社類似サービスにおいて通信トラブルが発⽣しているとの情報やお問い合わせをいただいておりますが、「THEWiFi」では専⽤の回線を使⽤しております。
NEXTモバイルについて
どんなときもWiFiを運営する株式会社 グッド・ラックが出しているSoftbank回線を利用したサービス。料金重視で簡易的にWiFiを使用したいときなどは手軽に申し込みができるので人気があります。
テレワークやオンライン学習に適したポケットWiFi
おすすめなのは何といってもWiMAX回線、回線の安定度はNO1です。またその速度についても言うことなしですね。
実測値でいうと他のポケットWiFiが20G~30Gbpsに対して、WiMAXは5G接続ができる端末であれば実測が100Mbpsをこえてたりします。
在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)で使用するアプリのデータ通信量
企業や家庭によって使用するアプリは異なります。ここで大体の目安などを出してみてください。
ここでは良く利用されるアプリとそのデータ通信量について紹介していきますね。
- 1GB=1000MB
- 1MB=1000KB
データ通信量が大きい順に、動画>画像>音声>文字になっています。
あとリアルタイムにお互いの映像を送受信しあうWEB会議は動画視聴と同様で多くのデータ通信量を消費します。
ただ、その使用するアプリの仕様によってもデータ通信量に違いがあります。
テレワークで利用されるアプリでの音声・動画データ通信量
サービス | 音声1時間 | 動画1時間 | 動画10G到達 |
Skype(スカイプ) | 約180MB | 約1.2GB | 約8時間半 |
LINE(ライン) | 約45MB | 約550MB | 約18時間 |
googleハングアウト | 約36MB | 約1.5GB | 約6.6時間 |
Zoom | - | 約250MB | 約40時間 |
待機状態のとき、双方が音声、一方が動画、複数の状況など、それによってもデータ通信量は異なりますのでご注意を。
そのほかのデータ通信量は以下のようになっています。
使用内容 | 単位毎の使用量 | 容量毎の使用可能回数・時間 | |
---|---|---|---|
1GB | 10GB | ||
メール(文字のみ) | 300文字は約5KB | 200,000回 | 80,000回 |
メール(ファイル添付) | 添付ファイル約1MB(添付データにより異なる) | 10,000回 | 400回 |
ホームページ閲覧 | 約230KB(ページにより異なる) | 4340回 | 1,739回 |
動画(標準480p) | 1分約18MB | 55分 | 9時間 |
このデータはあくまで目安です。
まとめ
最終的にご自身の用途によって考えなくてはなりませんが、
回線の安定度、使用できるデータ量から考えるとWiMAXが安心して利用ができます。
とはいえWiMAXも3日で10G制限はあるのでもその点をご注意ください。