※この2021年4月8日(水)に販売が開始されたGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01のWiMAXの5Gプラン(WiMAX+5G)について解説しています。
ようやく端末情報やスペックなども各方面から情報も出てきましたね。
速度の評判もよく、今までのWiMAX2+にはない進化を遂げたこともわかりました。
今回のこの記事の本題なんですけど、
WiMAXの5Gプランを契約をしようと考えている方に最終確認といいましょうか、
事前に確認しておきたい3つのデメリットについてをお話していきたいと思います。
この記事はWiMAX5Gプランの契約希望者の方向けです!ぜひご覧くださいませ。
※2022年現在、この記事執筆時と変わっている部分もありますので下記動画も参考にしてみてください
3日で15GBの制限がなくなりました。
UQ公式サイトや家電量販店での2年・3年契約がなくなり、縛りなしになりました。
WiMAXの5Gプランを契約する前に知らないと危険?事前に確認しておきたい3つデメリット
WiMAX5Gプランを見ると5Gを全面に打ち出しをしています。
ただWiMAXはWiMAX5Gプランだけではありません、従来からあるWiMAX2+のプランもあります。
初めに申し上げるとこの2つのプランは「どっちかが良い!」という話ではなく「自分に合っているWiMAXプラン」はどれなのか?
ここが大切だと思います。
そのうえで、
WiMAX5Gプランを検討している方に今回のテーマである3つのデメリットを今一度おさらいして頂き、
「自分に合っているWiMAXプランはどっち?」なのかを決める上で参考にしてもらいたい!と思いこの記事を書いています。
※動画でも解説していますが情報が古くなっていますのでご了承ください。
大幅に進化したWiMAX5Gプラン
デメリットの前に今一度、WiMAX5Gプランの進化についてから話していきたいと思いますね。
WiMAXが初めて世に出てきたときから利用している僕としては今回の進化は凄いなぁと感じています。
WiMAX5Gプランではどうしても、5G対応WiMAXに注目してしまいがちですが、
本当にお伝えしたい”すごい進化”はそこではありません!
それは、
- 通常モードでau4GLTEが利用できる
容量が増量(3日15G プラスエリア15G)- 3日の制限がなくなる
- プラスエリアは共倒れをしない!
- 契約期間の縛りがなくなる
この4つの進化です!
※2022年12月現在。WiMAX5Gの3日制限は緩和されています。現在は3日15G制限などはありません。ただし、大量のデータ通信の利用があったときには混雑する時間帯には制限がかかりますとの注意点があります。
とはいえ、実際にどれくらいの通信ができるのかを調べてみたところ、
3日で150Gを超えるデータを利用をしても制限はかかりませんでした。
なぜかというと、WiMAXが出た当初から弱点としてあげられていた「エリアの広さ」と「繋がりやすさ」、
そして「3日で使用できるデータ量・プラスエリアモードの使用データ量」。エリアが狭いと言われたり、繋がりにくいなど叩かれているWiMAXを見てきましたからね(笑)
①通常モード「スタンダード」でau4GLTEが利用できる!
WiMAXは2つの通信モードを利用することができます。
↓タブの切り替えができます。WiMAX2+/WiMAX5Gをタップ・クリックができます。
※通信モードのネーミング変更が入っています。
いままでのWiMAX2+プラン
新しいWiMAX5Gプラン
②月間制限なし・3日制限緩和。容量が増量(3日15G プラスエリアモード15G)
↓タブの切り替えができます。WiMAX2+/WiMAX5Gをタップ・クリックができます。
※通信モードのネーミング変更が入っています。
いままでのWiMAX2+プラン
新しいWiMAX5Gプラン
③プラスエリアは共倒れをしない!
初めてWiMAXのルーターを検討している方はすこし小難しいところかもしれませんが、
重要なところでもあるので理解するようにしましょう。
WiMAXルーターは従来のWiMAX2+プランもWiMAX5Gプランの端末も2つの通信モードがあります。
通信モード | |
WiMAX2+ |
|
WiMAX5G |
|
今回重要なことは、
WiMAX2+のハイスピードプラス(HS+A)とWiMAX5Gのプラスエリア(+A)のエリアがひろく繋がりやすいモードで、月間制限を超過したときにかかる制限の影響幅についてです。
通信モード | 月間制限 | 制限の影響幅 | |
WiMAX2+ | ハイスピードプラスエリア(HS+A) | 7GB |
|
WiMAX5G | プラスエリア(+A) | 15GB |
|
月間で使用できるデータ量を超えた場合、月末まで速度が最大128Kbpsになります。
今までのWiMAX2+ではハイスピードプラス(HS+A)で月間7GBを超過してしまうと、ハイスピードプラス(HS+A)とハイスピード(HS)の2つの制限がかかるという共倒れという仕組みでした。反面、今回のWiMAX5Gではプラスエリア(+A)のみしか制限がかからないという共倒れしない仕組みになっています。
事前に確認しておきたい3つのデメリット
では、本題であるWiMAX5Gプラン”事前に確認しておきたい3つのデメリット”のお話をしていきますね。
エリアをご覧いただくとそのエリアの少なさに驚くはずです。エリアというよりもちょっと大きなWiFiスポット的と言った方が理解しやすいんじゃないでしょうか。
一般的に5Gに対しての理解が広がっているのはミリ波やsub6ですが、現行で利用できるところはほとんどありません。sub6が2023年~2025年と言われているデータもあります。ミリ波のエリアは…。因みにこんなデータが出ているようです。
「5Gのミリ波、Sub-6の16倍高速」、クアルコムがOoklaスピードテストのデータで
Sub-6と呼ばれる帯域での通信よりも16倍高速だったと発表した。
引用:ケータブwatch
ちなみに今回のGalaxy 5G Mobile Wi-Fiはsub6対応になっています。つまり、まだまだその恩恵は受けにくいというのが現状です。
端末代金が高いです。いままでのWiMAX2+端末はプロバイダによりますが定価16,500円です。
しかし今回のGalaxy 5G Mobile Wi-Fiは定価21,780円です。既存のWiMAX2+端末と比べると5,000円近くが上がっているいます。
この辺りの話はどこで契約するかでも話は変わってくるので後ほどお話します。
WiMAX+5G | ドコモ 5G | au 5G | Softbank 5G | |
端末名 | Galaxy 5G Mobile WiFi | Wi-Fi STATION SH-52 | speed Wi-Fi 5G X01 | pocketWiFi 5G A004ZT |
最大速度 | 下り2.2Gbps | 下り4.1Gbps | 下り4.1Gbps | 下り3Gbps |
価格 | 21,780円 | 68,904円 | 71,500円 | 69,840円 |
月間制限 | なし | なし※1 | あり | あり |
提供会社 | UQ公式 | ドコモ公式 | au公式 | Softbank公式 |
※1 キャンペーン期間中のみ。詳細はご自身で確認をするようにお願いします。
Galaxy 5G Mobile WiFiは他の5G対応ポケットWiFiと比べると最大速度は劣ります。しかし、ドコモ、au、Softbankの回線利用者は既存契約のデータシェアができるプランなどの契約が必要。またポケットWiFiの毎月データ使用量は30GBなどの制限が存在します。また既存ユーザー主体の契約プランのため通信料金が高いのが特徴です。
Galaxy 5G Mobile WiFiは他の端末よりも最大速度は劣るものの、月間制限なしや月額料金が安いので選ばれています。
まとめると、5Gエリアが限定的でまだまだエリア拡張に時間がかかること、そして端末代金、料金も従来より高いといったことがデメリットとなります。
メリットは通常モードでも限定的にau4GLTEエリアも利用できるようになったこと、そして3日制限・プラスエリアの使用できる容量が15GBに増量したことがあげられます。
以上の内容をご覧いただいたうえで「WiMAX5Gを利用したくなった」「あまりデメリットに感じない」と考えた方はWiMAX5G対応のGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01がおすすめできます。
WiMAXの5Gプランを取り扱うプロバイダ8社の料金比較
WiMAX5Gプランを「どこで契約するか」によって、WiMAX+5Gの利用料金は変わります。
「どれくらい料金がかわるのか?」
「どこで契約した方がWiMAX5Gが一番やすくなるのか?」
WiMAX5Gプランを申し込むうえで、
どこのプロバイダが安く利用できるのかについてこの項目ではお話していきますね。
たまに疑問も思われる方がおりますので触れておきます。
WiMAXはどのプロバイダや店舗経由から契約したとしてもサービスは同じでものです。
光回線の場合はプロバイダによって速度が変わることがあります。しかし、WiMAXの場合はどこのプロバイダ経由であってもエリアや速度が変わったりしません。
家電量販(店舗)型はBIC WIMAX(ビックカメラ)・ワイヤレスゲート(ヨドバシカメラ)・Yamada Air Mobile(ヤマダ)・エディオン・KTWiMAX(ケーズ電気)は料金プランなどは一緒になります。店舗により施策も異なるが基本は店内商品値引き5,500円ないし、ポイント付与など。
家電量販型 | |
特典 | 端末22,000円引き・別途point付与CP |
端末代金 | 21,780円(分割or一括) |
初期費用 | 3,300円 |
開通月 | 月 |
1~24ヶ月 | 月 |
25~36ヶ月 | 月4,818 |
契約期間 | なし |
※開通月を1ヶ月目とする。※WiMAX+5Gはじめる割550円25ヶ月引き適用
BroadWiMAX | UQ公式 | AU | |
端末代金 | 0円 | 21,780円(分割605×36) | 21,780円(分割605×36) |
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
開通月 | 4,763円 | 月 | 月 |
1~24ヶ月 | 4,763円 | 月 | 月 |
25ヶ月~ | 5,313円 | 月4,818 | 未確認 |
契約期間 | 3年 | 2年 | 2年 |
プラスエリアモード | 0円 | 月1,100円 | 月1100円 |
※開通月を1ヶ月目とする。※WiMAX+5Gはじめる割550円25ヶ月引き適用